事業内容 – Service –
① 未利用資源活用・廃棄物削減による工場のコスト削減支援
工場のコスト削減や環境負荷低減でお悩みの皆様へ
未利用資源活用や廃棄物削減を切り口に、コスト削減や環境負荷低減を実現します。
今よりも更に低コスト・低環境負荷型の生産方法をご提案します。Reduce、Reuse、Recycleとよく言われますが、生産工場では見落とされがちないくつかのポイントがあります。
ポイント① 原料の使用量を減らす
廃棄物が発生する場で資材の適切な使用はできていますか?
生産設備で使用する資材の適正化はどの工場様でも意識がいきやすいですが、廃棄物は見落とされがちです。
ポイント② 排出された廃棄物の重量、容量を減らす
重量、容量を減らす工夫、できていますか?
廃棄物は処理される品目ごとに単価が設定されることが一般的です。そして、処理単価に対して重量か容量で処理費用が請求されます。重量、容量が減ると直接的にコストが抑制されます。
ポイント③ 排出する廃棄物の適切な処理先の選定
いわゆる管理会社様の言いなりになっていませんか?
廃棄物処理施設は業者ごとで得意なものが大きく違います。廃棄物処理業界の構造を理解し、排出する廃棄物が科学的にどういうものなのかを把握することで、今より廃棄物処理委託費用が抑えられることは珍しくありません。適切な処理先の選定のために、必要に応じてお客様の廃棄物管理担当者の育成も請け負います。
お客様毎に異なる事情を十分に考慮した上で、未利用資源の活用と廃棄物を削減する方法を模索します。廃棄物委託費用の削減はもとより、作業の効率化、ユーティリティーの削減、二酸化炭素排出量の削減などできる限り多くの関係者に喜ばれる提案を目指します。
《 コスト削減実績 》
薬品添加量の削減による汚泥量の削減 | 3,000千円/年 |
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含有水分の抑制による委託量の削減 | 1,000千円/年 |
② 環境技術の実用化支援
廃棄物処理技術・未利用エネルギー活用技術の開発部門の皆様へ
基礎研究の段階から商業規模まで。皆様の技術を世に出すお手伝いをします。
新規技術を開発中の方へ、その想い入れのある技術が世に出るお手伝いをいたします。開発者、発明者様の新規術への想いを大切にくみ取りつつ、実用化に要求される他の視点を補完します。
また、技術を迅速に世に送り出すためには、財務、広報、生産などの異なる分野の専門家と密接に連携することが重要です。私はこれまでに技術開発・新規事業立ち上げ・新設手続き・事業場運営などの実務を通じて、技術関係に限らずあらゆる分野の専門家の方々とやりとりしてきたため、その経験を基に、開発者様と他の分野の専門家の方を円滑につなぎます。
最終的にどう世の中に送り出すのか。新技術への思い入れがあればあるほど、軽視していないつもりでも見落とされがちなポイントがいくつもあります。どうやって世に出したいのか。発明者様の想いをくみ取り、道筋を一緒に考えます。
ポイント① 規模を意識して試験を積み重ねられているか
商業規模での運用を描けていますか?
実験室の条件を再現できる現実的な材質な何か、均一に反応させるにはどうするかetc.。実験室でできたことが規模が大きくなるとできない。これは珍しい事ではありません。技術的な課題を伺い、道筋をご提案いたします。
ポイント② 誰と手を組むか
どうやって世に出すかイメージできていますか?
誰の協力を仰ぐか。ある意味で最も大事なことと言えます。迅速に世に出すには財務、広報、生産などの異なる分野の専門家と密接に連携することが重要です。また、販売は自分達で行うのか、外部で仲間を募るのか。どういった枠組みで世の中に向き合うのかしっかりと考えておくことも大切です。
素晴らしい技術なのに世に出ない、出たものの発明者の苦労が報われない。残念ながらそういう事例は珍しくありません。枠組みを一緒に考え、提案いたします。
③ 環境関連技術の価値評価
環境関連企業への投資をご検討中の皆様へ
③-1 環境分野における新技術の将来性を評価します。
新技術への投資をご検討される方へ包括的な切り口から将来性を評価し、助言をいたします。
環境分野は様々な企業、研究所が主導して技術開発が進んでいます。私は科学的な根拠だけでなく、新規事業の立案、立ち上げ、事業場の運営(商権管理、事業所内PLの管理、現場作業)で身に着いた「現実的に何ができるのか」という視点を基に、新技術を包括的に評価いたします。
ポイント① 技術が活きるマーケットは何か
既存技術に対して新規性は何か、優位性は何かイメージできますか?
仮にその技術が世に出たとき、活きるマーケットはどういった形態なのか優位性を客観的に評価します。
ポイント② 現実的に何ができるのか
技術以外の重要な視点も漏れなく評価できていますか?
発明者、開発者は技術への想い入れが強過ぎることは珍しくなく、過大評価しがちです。技術としては将来性があっても、商品としては現実的でないこともあり、技術面だけでなく包括的に評価いたします。
ポイント③ 事業性はどれくらいあるのか
ビジネススキームをイメージできていますか?
新技術を利用した製品を売る、新技術を利用したプラントを運営する、新技術の特許料で収益を上げる。利益を上げる方法は様々ですが、お客様の希望に沿ったビジネススキームで事業性の評価を行います。
既存の商権の収益性もご要望に応じて評価いたします。
環境関連企業のM&Aをご検討中の皆様へ
③-2 既存施設の事業価値を包括的に評価します。
環境関連企業の売却案件をお抱えの仲介者様へ
環境関連企業(例えば、一般廃棄物・産業廃棄物の中間処理場)のM&Aにおいて、対象となる事業場の価値を包括的に評価します。
環境関連分野の企業は中小企業が多く存在し、国内の少子高齢化の影響もあり事業継承、M&Aが活発に行われています。
売り手は高く売却し、買い手は安く購入したいというのが人の心です。数字に表れる資産の価値だけでなく、事業場としての動線、業界の将来性などを、「新規事業の立案・立ち上げの経験」、「科学技術に関する知識」、「行政との交渉経験」、「事業場での現場経験」の4つに基づいて包括的に評価します。
ポイント① 持続可能な社会に繋がる事業体か
今の価値だけでなく、将来の価値をイメージできていますか?
環境分野の将来性はSDGsに代表されるように 10年後の世界がおおまかに国によって描かれています。対象となる事業が将来に対して追い風を受けるのか、逆風になるのか評価いたします。
ポイント② 実際の人の動きをイメージできる事業体か
「現実的に事業を行う」上で欠かせない要因を漏れなく確認できていますか?
設備の有用性、立地、動線、保管場所など、財務諸表に表れにくい価値を評価いたします。
事業継承及び環境関連企業の売却をご検討中の皆様へ
思い入れのある施設をしっかりと引き継いでいただける方をお探しします。当方の独自の人脈を活かし、引き継ぎもしくは売却後も施設が永続するご縁を繋げればと思っています。